【就活】大学の専門外・専攻外の業界への就職は難しい

         
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本記事では、大学で学んでいる専門・専攻とは異なる業界への就職の難しさについてお話したいと思います。私くけさんは、大学の理工系専攻と同業界への企業を志望して、内定を頂き就職しました。大学では情報工学を学び、情報系の企業へと就職予定です。しかし、友人の中には全くの異業種へと就職予定の人もいます。

理系の学生は大半が専攻・専門の業界へ就職

私くけさんも理系出身で、このことを目の当たりにしています。私は情報工学出身なので、周りはIT業界やソフトウエア会社へと就職する人がほとんどでした。

他の友人たちは機械、電気電子系ならメーカー、建築系なら建設業界、化学系なら製薬会社など..。

また、理系の場合だと、業務内容的にしっかりと数学や物理工学などを学んでいない人でないと厳しい場合もあるので、そういった場合は企業側からも理系の学生、さらに専門・研究内容が当該企業と同じである学生を募集しています。

しかし、この中に混ざってごく一部の学生たちは、自分の専攻とは全く関係のない業界や企業へと就職することも事実です。

専門外・専攻外の業界への就職は難しい

私は自分の専攻の業界(IT業界)へと就職予定です。なので専門外の業界へと就職するわけではありません。

しかし、就職活動を通じて、もし自分が専門外・専攻外への業界へと就職することを想定したとき、以下のポイントが就活を困難にさせると実感しました。

業界・企業への志望理由を伝えるのが難しい

就活ではエントリーシート(ES)や面接で

「なぜこの業界を志望しているのですか?」
「なぜ弊社を志望しているのですか?」

という質問は必ずされます。そんな質問をされたときに、「学んだことを活かしたい。」「大学で○○を学んでおり、興味を持ったから。」という理由は、なんら不自然ではなく、むしろ大学で数年間学んできているので信頼性もあります。実際に私もIT業界を志望した理由は根本的にはこれに該当します。

つまり、自分の専門外・専攻外へと就職しようとしている学生の人たちは、この信頼性のある理由が利用できないということになります。これによって就活の難易度が上がってしまいます。

しかし、上述したように、私の周りにも専門外の業界へと就職予定の学生はいます。そのような彼らも何かしらの理由があって専門外へと進もうと決意したのです。

なので専門外の業界へと就職予定の学生は、なぜ専門外であるその業界へと興味を持ったのかそしてなぜ専門・専攻の業界へは就職をしようと思わないのかということを全力で考えるべきです。

例えば以下のような質問が飛んできたときに、上手く返せるかが就活の面接のカギになってきます。

◎「なぜこの業界で仕事をしていけると思ったのか?」
◎「いまこの業界で興味のある出来事は何?」
◎「逆にあなたの大学での専門の業界には興味ないの?」

専門外への業界や企業へ就職予定の学生は、上記質問は必ず答えられるようにすべきです。

専門性をいかに専門外で役立つのかを伝えるのが難しい

専門外への就職での面接では、必ずと言っていいほど「あなたが学んできた専門性は、専門外である私たちの業界でどんな風に役立つの?」と聞かれます。

また、「あなたは大学で何を学んできたの?」というストレートな質問も飛んできます。専門外の人にどれだけ分かりやすく、そして簡潔にそれを伝えられるかが内定のカギを握っています。専攻外の友人や家族にでもわかりやすく伝えられるように練習しましょう。

あなたが大学で学んできた専門性は、必ず志望の他業界でも何かの役に立ちます。その『何か』を探し出すことが非常に難しいでしょう。

大学で学んだことは仕事の役に立たない

私は大学院までの6年間を大学に注いできました。そんな私から「大学で学んだことは役に立たない」と言うのもどうかと思いますが、本当にその通りだと思います。

つまり、大学で何が専門・専攻とかは本来就職に関しては一切関係ないのです。社会人や仕事で必要なスキルなどは社会人になってから覚えればいいのです。
※新卒に即戦力を求めている企業は別です

大学で学んだことが直接社会で活きないなら、特に専門とか専攻にとらわれる必要はないと思います。自分の可能性や視野を狭めてしまうかもしれません。

ではなぜ就職後に役にも立たないという学問を、6年間も私を含めいろんな人が勉強しているかというと、それは単純に勉強することが楽しいからです。その分野を学びたいからです。

当然モラトリアムや遊びたいからという理由で大学にいる人もいるとは思いますが、全員が全員そうとは限りません。

大学で4年間や6年間も同じ専門分野を学び続ける学生たちは、やはり比較的その業界に興味があり、就職後も学ぶ意欲があるという証明になるので、専門・専攻の業界や企業へと就職するのが普通、当然のようにも私は思えます。

また、大学で学んだことは『直接は』役に立たないだけであって、間接的には活きると信じています。※これを書いているときはまだ就職していないため

意外な専門外業界で専門知識が活きる

上記で「大学での知識は役立たない」と言いましたが、全てが全て役立たないわけではありません。大学生、大学院生、特に理系の大学院生なんかは「専門分野を活かせる業界に行きたい」と思っていることでしょう。そこで、例えば情報系を学んでいる人は情報系の企業でしかその専門知識は活かせないのでしょうか?

そんなことはありません。例えばメーカーでも組込み系ソフトウエア開発エンジニアとしての道もありますし、最近は『フィンテック』という言葉があるように、金融業界でも活躍することが可能です。

こういった意味で、志望業界をあまり初期段階で絞り切るべきではないです。いろんな業界で、意外なところで自分の専門知識が活かせるかもしれません。

「学んだ知識を活かしたい」という理由ならば、必ずしも専門や専攻にこだわる必要はありません。「学んだ知識を活かしたい」というよりも「もっと今学んでいることを学びたい」などの理由なら専門や専攻にこだわるべきです。また「もっと学びたい」という理由なら、学部生なら大学院へ、修士の人なら博士課程に進むことも視野に入れてみるべきではないでしょうか?

まとめ

本記事では、大学の専門・専攻外の業界・企業へ就職することの難しさについてお話しました。

『難しい』ということを言いたいだけであって、『無理』とは全く思っていません。あなたが本当にその業界へと興味があり、社会人としてその業界に興味を持ち続けていける自信があるのなら、その理由と熱意を企業へとぶつければ、きっと想いが届き、内定を貰えることでしょう。

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